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位相差顕微鏡とは

位相差顕微鏡の原理

歯周病菌の観察

アスベスト(石綿)の観察

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡は歯周病菌やアスベストなど菌や目に見えないものが通常の顕微鏡では観察できないものを見ることが出来ます。


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位相差顕微鏡について

位相差顕微鏡の原理、歯科の歯周病菌の検査やアスベスト(石綿)などを観察できる位相差顕微鏡に関する情報

位相差顕微鏡とは

位相差顕微鏡は通常の顕微鏡で観察できないものを見ることが出来ます。通常の顕微鏡は明視野顕微鏡と呼ばれますが無色透明なものについては、そのままでは明視野顕微鏡での観察をすることはできませんので、試料に対してあらかじめ着色したりすることで観察ができるようにしなければなりません。そもそも試料への着色が不可能だったりすれば、こういった事前処理ができませんから、顕微鏡で観察できないことになってしまいます。こういったものを拡大して観察するための顕微鏡が位相差顕微鏡と呼ばれるものです。

位相差顕微鏡の原理

位相差顕微鏡の原理は、特定のスリットを通して位相を揃えた光を、観察対象にあてると、無色透明な観察対象の中を通って光が進みます。この際、観察対象となる試料のフチの部分及び内部において、何もないところとの光の位相差が発生します。この位相差をレンズで捕らえることによって、接眼レンズにおける光の濃淡の差(コントラスト)として認識できるようにしてあるのが位相差顕微鏡ということになります。

位相差顕微鏡のメリットは、無色透明のものであっても、顕微鏡で観察できるということにあるでしょう。特に背景となる部分と試料の境界には、ハローと呼ばれる比較的強い虹色の光が発生するため、無色透明にも関わらず、その形がはっきりと確認できます。小さいものであってもハローは発生するため、ホコリのように小さなものでも、位相差顕微鏡で見ることにより、はっきりと存在を確認することが可能になるのです。

歯周病菌の観察

位相差顕微鏡は歯周病菌などを確認できるため歯科でよく使われています。人間のお口の中にはほとんどの人に歯周病菌が見られますが、通常の顕微鏡では菌などの観察が困難です。しかし位相差顕微鏡ではそれが可能なのです。虫歯などで歯科に行った事のある人はご存知かもしれませんが最近では歯周病菌の様子を見せてもらえることもよくあります。スピロヘーターと呼ばれる菌など様々な種類の歯周病菌が数多くありますが位相差顕微鏡ではこれらを確認する事ができます。

アスベスト(石綿)の観察

位相差顕微鏡は、昔からさまざまなものを観察するのに使われてきましたが、最近になって特に注目されているのが、石綿、つまりアスベストのチェックです。アスベストの粉塵が発生する環境においては、空気中のアスベストの量を常に観測することが義務付けられています。そこで、空気を取り込んで、その空気中の石綿の数を数えるのに位相差顕微鏡が使われているのです。